自己肯定感を育む子育て-①よくある勘違い
「うちの子は自信があって、自己肯定感が高いんですよね!」
・・・それ、間違ってるかもしれません。もしくは、
「うちの子は自信がなくて、自己肯定感が低いんですよね・・・」
・・・こちらも、間違ってるかもしれません!
はじめまして!SHAKICK OUTDOORのしゅーちゃんです。
年間1000人を超える子どもたちへ体験活動をお届けする傍らで、
実は大学で保育の「環境」に関する授業にも行っています。
子どもにとって自己肯定感ってとっても大事ってよく聞くけど、実際のところそれがなんだかよくわからない方も多いかと思います。
今回は自己肯定感のよくある勘違いを全4回のブログに分けてお届けしていきます。
第1回の今回は「子どもたちの現状と自己肯定感に関する勘違い」についてです🌝
この記事は以下のような人におすすめです
・自分の子育てに自信がない・・・
・子どもの自己肯定感を育みたい
・自己肯定感について詳しく知りたい
このブログは「子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉」(天野ひかり著,とげとげイラスト,ディスカバートゥエンティワン出版)を一部抜粋,参照しています。
目次
自己肯定感を育む子育てについて
今の日本の子どもたちは自分のことをどう感じてる?
日本の子どもたちは「自分は価値のある人間だと思うか?」の問いかけに対しどのように答えるでしょうか?
それを調べた調査があります。結論からお伝えすると・・・
41.5%くらいの子が自分に価値があると思えているようです。
それって少ないの?多いの?よくわからないですが、下記のグラフを見ると比較ができます。
独立行政法人国立青少年教育振興機構 高校生の心と体の健康に関する意識調査-日本・米国・中国・韓国の比較-
日本の子どもたちの自己肯定感は上がってきているが、他国と比較すると低い水準にあることが見て取れます。
我が子が「自分に価値が感じられない・・・」なんて言って来たら皆さんならどうするでしょうか?
自己肯定感が高い人って、自信家な人のこと?
子育てにおいて「自己肯定感」を育むことはとても大切です。
でも正直・・・その言葉は聞き飽きてるよ~って方も多いですよね。
自己肯定感が高い状態とは
「ありのままの自分を認められている心の状態」
のことをいいます。
「自分は自分のことが好き」
「私は十分に愛されているし、必要とされている」
「自分らしくいられればきっと大丈夫」などなど
このように思うことができる心の状態のことです。
「自己肯定感が高い人って、自信がある人のことでしょ?」と勘違いされてしまうのですが、
その状態とはちょっと異なります。
長所はもちろん、短所と思われる様なところも含めて、ありのままの自分を認められることが大切です。
まとめ
今回は「自己肯定感とは何か?」について執筆してみました。
では、子どもたちは自己固定感が低い状態のまま育っていくとどのようになっていくのでしょうか?
第2回は自己肯定感が子どもに与える変化についてまとめてお知らせします!
またの更新をお楽しみに😄
SHAKICK OUTDOOR しゅーちゃん
自己肯定感を子どもたちに育みたい方はぜひ子ども向けのキャンプにご参加ください!
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